ブリュノ・クレール

ブリュノ・クレール

最小限の有機肥料とこまめな手入れでしっかり管理されるドメーヌ。

しっかりとトリを付した果実を用いる赤は、どちらかというと濃い色調ではあるものの、つくりに頼るようなところはなく、ぶどうはごく自然にワインに変身する。低温浸漬などはおこなわず、年にもよるが100パーセントの除梗はせず何割かは茎を残す。開放の木製発酵槽で野生酵母によるアルコール発酵は2週間から3週間におよび、日に数回にわたるピジャージュで色素と構成要素の抽出を図る。また新樽の割合は高くなく、ミレジム、銘柄にもよるが2割から5割ほど。

植えられているのは平均で30年前後と安定した樹齢のウイルス・フリーのぶどう樹。

ヴィラージュ・クラスの立地も上々でシャンボルのレ・ヴェロワーユもボンヌ・マールの上部。

テロワールを反映し、素晴らしい仕上がりを見せている。

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