デュジャック

デュジャック

その人気の高さ故、常に入手に苦労するデュジャックのワインだが、栽培、醸造の基本は以下の通り。無干渉主義をモットーとするセイスは、畑においては除草剤、化学肥料の類は使用せず、除梗も年によるものの基本的におこなわない。新樽は非常に軽い焼き加減のものをグラン・クリュにほぼ100パーセント、プルミエ・クリュで8割前後、そしてヴィラージュでも7割という高い比率で用いる。その後オリ下げのみでフィルターはかけない。

生まれるワインは色こそ決して濃くないものの、強すぎることのない果実味と、エレガントさのなかに複雑さも合わさる味わいで、若いときから十分に愉しめるバランスのよいもの。とはいえ熟成も当然可能で、それなりの年のものであれば20年前後で優美な液体へと変身する。

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